• ホーム
  • ゾビラックスはヘルペスの治療に役立つ?効能や副作用の危険性は?

ゾビラックスはヘルペスの治療に役立つ?効能や副作用の危険性は?

悩んでいる男性

現在は病院やクリニックでヘルペスと診断されると、バルトレックスの錠剤が処方されるケースが多いです。バルトレックスは血中濃度が持続する時間が長いので、1日2回飲むだけで治療効果が得られるからです。

ヘルペス治療薬(抗ウイルス)にはバルトレックス以外に、ゾビラックスという薬が製造・販売されています。ゾビラックスの有効成分はアシクロビルで、この化学物質は世界初の抗ウイルス薬として開発されて実用化されたものです。アシクロビルも体内でヘルペスウイルスの増殖を抑える作用を持ちますが、血中濃度の持続時間が短いという欠点があります。このため、ゾビラックスは有効成分の血中濃度を保つために1日5回に分けて服用する必要があります。

バルトレックスの有効成分のバラシクロビルは、体内でアシクロビルに分解されてからウイルスの増殖を抑える働きをします。一般的に服用後に体内で分解されてから薬効を発揮する薬はプロドラッグと呼ばれ、バラシクロビルはゾビラックスのプロドラッグといえます。このため、アシクロビルを正しく服用すればバルトレックスと同じ治療効果が期待できます。ゾビラックスの有効成分はバルトレックスが体内で分解されて生成されるものなので、薬の効能や副作用はほとんど同じです。ただし、ゾビラックスには注意すべき点があります。

ゾビラックスの有効成分(アシクロビル)は、服用後に短時間で分解されて体外に排出されるという性質を持ちます。ヘルペスの治療をする際は治るまで有効成分の血中濃度を一定以上に保ち続ける必要があるので、高頻度で薬を飲むことが求められます。ゾビラックスを服用する場合は、1日5回に分けて薬を飲む必要があります。薬を飲むタイミングはなるべく一定時間おきになるようにして、飲み忘れることがないように注意すべきです。

治療中は体が薬の成分を排出しようとして普段よりも多くの尿が出るので、脱水症に注意が必要です。脱水症を起こして血液が濃くなると薬の副作用が強く出てしまう恐れがあるので、治療中は普段よりも多めに水分補給をする必要があります。脱水症状に注意すれば、バルトレックスと同じように少ない副作用でヘルペスの治療ができます。抗ウイルス薬の有効成分は尿と一緒に排出されるので、腎臓機能が低下している患者は副作用が出やすくなるので注意が必要です。

ゾビラックスで治療をする場合は頻繁に薬を飲む必要がありますが、バルトレックスと同じようにウイルスの増殖を抑えて重症化を防ぐことができます。アシクロビルは内服薬以外にも、外用薬(塗り薬)・点滴薬・点眼薬などにも使用されています。この治療薬は薬の飲み忘れや脱水症に注意を払う必要がありますが、バルトレックスと同等の効果・安全性が期待できる治療薬です。